古民家再生で、快適さとモダンデザインを加えた家

ケース9

古民家再生で、快適さとモダンデザインを加えた家

K様邸

K様邸は明治43年に建てられた築103年の古民家です。先代より受け継がれた家をご自分の代で壊すわけにはいかないと、考えられたお客様からのご依頼で古民家再生をさせて頂きました。

テーマは、以前は隠してあった柱や梁を見せることと、快適に暮らせること。使われている木材は今では見られない程太く貴重な木でした。それらを見せることで、日本住宅の良さが全面に出てきました。

和風なだけでなく、モダンなテイストが加わっていることも特徴です。玄関を入るとタイルが敷かれたモダンな空間が。このスペースは家族のリビングとしても、お客様をおもてなしする場としても使うことができます。キッチンやバスなども、あえてモダンなデザインをチョイスし、古いだけではない、新しい和空間を創っています。また、冬の寒さを解消することにも取り組みました。古民家特有の田の字型の間取りは暖房が効きにくく、プライバシーもないため、ご夫婦の寝室は細かく仕切ることに。もちろん断熱材も入れています。



日本家屋の伝統的な意匠は
できるだけ生かした再生を行いました。


玄関を入ってすぐの土間を、
赤いタイルのモダンなスペースに。
和と洋が調和したおもてなしの場です


以前は天井に覆われて見えなかった梁が現れ、和の家らしい雰囲気を漂わせています。

水廻りの設備などは一新し、快適な生活空間に。


お施主様家づくりの感想

interview

以前、物置をFF住宅さんで建てたこともあり、母屋の再生の相談をしました。新築と違い、中の状態が開けてみないと分からないということで、基本プランに沿いながらも、壁や天井を外して、中を確認して、どうしようと相談しながら進めていきました。FF住宅さんはやはり木にこだわる会社らしく、元々ある柱や梁の良さを大切にしてくれました。

また、断熱など、最新の快適さを取り入れることも提案してもらえ、玄関のタイルや設備など、こちらがこだわりたいところには時間をかけて探してもらえました。次の世代に残すこともでき、お客様からもとても評判が良く満足しています。