Monthlyテーマ 照明計画

本日もアクセスありがとうございます。

5のつく日はMonthlyテーマの日です。
4月は内装についてお話しさせていただいております。
今日は照明に視点をおいてお話します。

 
最近、雑誌などでもオシャレな照明器具が掲載されていますよね。
 
照明は明るさだけを求めるのではなく、
安らぎや空間を演出するのには、とても貴重なアイテムです。
今や照明はLEDが主流となり、電気代もさほど気にすることなく、
光を楽しむ時代になりました。
調光や調色機能の照明器具も低価格になり、メーカーによっては
フルカラーのLED照明を販売している所もあります。
 
フルカラーって必要なの?あっても使わなそうだけど…と思うかもしれませんが、
その時の体調や気分により、生活に色のパワーを取り入れるのも良いかもしれませんね。
(色のパワーについて詳しく知りたい方は、ぜひお声掛けくださいね。)
 
さて、LEDが主流になってから、LEDダウンライトを使用される確率がかなり増えています。
ダウンライトの良い点として、部屋をすっきり見せる効果が上げられます。
但し、ダウンライトは天井に穴を空けるため、設置位置がとても重要になってきます。
 
テーブルの上だから、流しの上だからと設置するでは、天井に無秩序にポコポコと穴が
空けられてしまいます。ソファーで横になり、部屋全体の天井を眺めたら何だか
バランスが気になるなぁと感じてしまうことも。
特に、吹抜けが有るお宅では、スポット照明も使用されることが多いので、
上下階の空間が上手く計算されずに、壁に手すりなどの影が出来てしまい、
落ち着かない雰囲気になってしまう事も有ります。
特に吹抜空間に梁が掛かっているお宅は要注意です。
 

良い例↑【DAIKOカタログより】

良い例↑【DAIKOカタログより】

影ができてしまっている例↑【DAIKOカタログより】
 
スッキリ見せたいためのダウンライトが、影の映り方により、
思ったとおりの空間にならない事もあると分かると、
ダウンライトの照明計画は、なかなか難しいものです。
そこで、求めるお部屋に近づけるために、2つの事を意識してみましょう。
 
①まず、スッキリ見せたい(ダウンライトで計画したい)空間を、
プランニング時に担当者にお伝えください。
②また、求める効果( リラックス効果。集中力UP)等もお伝えして頂く事により、
素敵な空間演出を提供させて頂けるかと思います。
 
たったこれだけの事ですが、お客様が照明により空間演出を考えていると分かると、
私どももそれに合った提案をプランニングさせて頂くことができます。
 

照明計画は、意外と後回しにされる事が多い場所です。
しかし、空間演出にはかなり重要なポイントになってきます。
是非、照明(間接照明・ペンダントライト等々)にもこだわって頂いて、素敵な住宅にしたいものですね。