MONTHLYテーマ エクステリアの照明

本日もアクセスありがとうございます。
5のつく日はMonthlyテーマの日です。
5月のテーマは『エクステリア』についてです。

今までエクステリアのタイプや成功のポイントなどをお話しさせていただきましたが、エクステリアでの防犯対策をお考えになったことはございますか?今日はエクステリア検討中に同時に考えてほしい防犯対策のお話をします。

エクステリアの照明

リビングからの景色や防犯性、プライバシーの確保を考えて、高いフェンスで建物の周りを取り囲むことがあります。しかし、デザイン性を考えると少し窮屈で圧迫感が出てしまうこともあり、よかれと思っていた防犯性に対しても、人の目が少なくなり逆効果になってしまう事も有ります。

新築時には、建物の予算を先に考えるため、エクステリア計画の資金が後回しになってしまう例があります。
建てた後に少しずつDIYでお庭造りを楽しまれる方も増え、建てた当初はエクステリアが完成していないことも多くあります。最近はシンプルな外観を好まれることが多いので、その様な物件の外構には、照明を取入れ、簡単に夜のムードを楽しむ住宅計画を取入れるのはいかがでしょう。

現代は照明のLED化が進み、電気代もさほど気にする事が無いのです。1か月の電気代が器具にもよりますが、数円~50円程度(1灯あたり)で収まるのです。その上、夜の防犯効果も兼ねるという効果も!!
エクステリアに照明を取入れるとなると、特別なコンセントが必要なのではないか?と思われると思いますが、通常の12Vの防水コンセントを利用するお手軽な商品が出ております。全体のコストがあまりかからないと知ると、エクステリアの照明もご家庭で安心して取り入れられますね。

では低コストで、どの様に取り入れるのが良いのでしょうか?

まず、住宅のメインになる部分の立面を考えてみましょう。そこに、たった1本で良いです!!シンボルツリーを植え、その木を下部から照射させてあげましょう。それだけで、ぐっと家の表情が変わってくると思います。
また、予算がある場合は、もう少し壁の空白部分(窓等が無い部分)に照明を当て、メインとなる面の顔を造る計画をしましょう。
そして、歩行空間の明るさを確保したり、庭を楽しむ照明計画が出来れば最高ですね!
最近は、健康志向が高まり、夜に散歩されている方も多くいらっしゃいます。緑を魅せるレベルになれば、散歩されている方々の評判も良いものが聞けそうですね。
ライティングで、街の治安も良くなり一石二鳥!
是非取入れてみてください。

1.昼間の外観
2.ミニマム:ポーチライトのみの演出
3.ベーシック:木の下からスポッットライトを追加し、シンボルツリーをライトアップ。
玄関廻りを印象つけ、周囲の明るさがアップ。
 
プレミアム写真では、グランドライトを追加し、住宅外壁をライトアップしてあります。
住宅の印象が格段と上がり、鉛直面の明るさを作ることができ、安心感が高まります。

1.昼間の外観
2.ミニマム:ダウンライトで玄関廻りの明るさをキープ。階段に設置したシンプルラインライトが歩行の安全性を高めています。ポイントライトを配置すると夜間の目印になります。
3.ベーシック:スポットライトを追加し、植栽をライトアップ。
壁面に樹木の影を映し込み印象的な演出をしています。
4.プレミアム:デザイナーズルームの照明をプラス。アプローチを一段明るくし、お客様をやさしく迎え入れる