Monthlyテーマ 換気・湿気について


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3世代住まえる ひのきの家づくり


こんにちは。エフエフ住宅です。
 
5のつく日はMONTHLYテーマの日です。
梅雨入りする6月のテーマは「換気・湿気について」です。
 

ジメジメした季節はなかなか窓も開けられず、洗濯物も部屋干し・・・
換気しなくちゃ、とキッチンや洗面所など、家中の換気扇を回して
お出掛けされる方も多いかと思います。

 
換気とは、室内の汚れた空気を外に出し、外の新鮮な空気を取り込むことです。
今日はどのような換気方法があるのか、換気効率をあげるにはどうしたらよいか、
に着目していきたいと思います。
 
まず、空気を動かす方法は2つあります。
窓や換気口などの開口から空気が自然に出入りすることを用いた「自然換気」と、
換気扇などの機械で空気を動かす「機械換気」です。
「空気を入れるとき=給気」と「空気を出すとき=排気」にどちらの方法を用いるかで、
建物や部屋の換気方式は3つに分類されます。

 
 

Ⅰ  第1種換気方式 機械換気+機械換気

給気排気の両方を送風機(ファン)などの機械を用いる方式で、
映画館や地下空間などで使用されています。
最近では、住宅で使用する事も増えてきました。
最も確実に、安定した換気を行うことができるので、主に大規模な建物に適しています。
 

Ⅱ  第2種換気方式 機械換気+自然排気

給気は機械換気、排気は自然換気でおこなう方式です。
室内に機械の力で空気をたくさん送り込み、汚れた空気を押し出して換気します。
外の空間から塵や汚れを持ち込みたくない、手術室や工場などの無菌室で使用されます。
 

Ⅲ  第3種換気方式 自然給気+機械換気

給気は自然換気、排気は機械換気でおこなう方式です。
システムが簡単でコストも低く済むため、一般の住居に多く使用される方式です。
大きな建物でも厨房、ごみ処理室など臭いや汚れを漏らしたくない場所に採用されます。
このように換気は建物の使用目的や環境によって最も適した方式を用いているのです。
 

 

換気を効率を上げるコツ
 
換気をより効率よく行うためには空気の流れをつくることがポイントです。
そのコツを4つ紹介します。
 
1 空気の通り道をつくる
 
対角線上にある窓を開けることで、空気の通り道ができます。
さらに、空気が流れ込んでくる方の窓をより、空気が出ていく方の窓を大きく開けることで、
空気の通りがよくなります。

 
2 扇風機を使用する
 
空気がこもりやすいコーナーや、窓が一つしかない部屋には扇風機を活用しましょう。
扇風機を使用することで、流れにくい空気も流れるようになります。
 
3 窓の高低差を活用する
 
高い窓と低い窓がある部屋は、温度差を利用して空気の流れを作ることができます。
暖かい空気は上へたまっていきます。
その空気の特性を利用して、低い窓から高い窓に向かって空気を流していきます。

 
4 サーキュレーターを利用する
 
サーキュレーターとは、室内の温度を一定にするための機械です。
横方向に風が抜けないようになっており、扇風機と比較して部屋の空気を循環させるのにより適しています。
 
 
また、これから家づくりを考えている方は、「高気密」という性能にぜひ注目して下さい。
「高気密」とは、お家のスキマが少ない家の事。スキマが少ないという事は計画外の余分な空気が入らず、
空気の通り道「換気の計画」がしやすくなり、快適な空間が保てます。
 

 

換気効率を上げる為にも機械のメンテナンスをお忘れなく!!
 
換気扇の汚れやフィルターの目詰まりは空気抵抗を高めてしまい、換気効率に大きく影響します。
定期的に機器・フィルターの修理や交換をチェックしてみましょう。
電気代にも影響するところなので、忘れずにしておきたいものですね。  

 

 
次回15日は、雨の日の換気・湿気に着目していきます。
お楽しみに(*^。^*)
 
 

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