構造へのこだわり

本日もアクセスありがとうございます。

毎月5のつく日はMonthlyテーマの日です。

今月は「構造へのこだわり」についてです。

現在は住宅ローン返済期間が35年が一般的ですが、

20年が主流だった時代(昭和50年代)、15年ほどで

床がギシギシと音がして、アフター工事での補強が多くの

お宅で行われていました。

それは、構造に※1乾燥されていない木材を使っていたからです。

木は時間と共に水分が抜け、痩せてきて、その際にできた空間により

床なりがするなどの不具合が出たのです。


※1 無垢は水を含んだ木材です。含水率が高いと、時間が経つにつれ割れたり狂いが出たりします。本来、天然無垢材は繊維の収縮率を分散させるために背割りをいれなくてはいけませんでしたが、木材の強度を低下させたり、経年によって歪みや亀裂の原因にもなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、ローンを完済する前に床のメンテナンスが必要になる家はどうなのか?

という疑問から、弊社では主要構造体すべてに、国産無垢の※2乾燥ひのき材を

採用することに致しました。木の中に含まれる水分を15%以下にして、

建物の狂いを極力なくすことができます。

また、構造材を2軒の建物が建つ程の材料を使用して、

より強固な造りを実現しました。

それにより、お子様が成長されてお家の事を考える時も、家を壊すことなく

リフォームでより快適に過ごすことができ、新たにお子様が多額の

住宅ローンを組まなくても良い家造りを提案することができます。

それが「世代に渡って受け継がれる家」を追求した、

エフエフ住宅のこだわりです。

※2弊社で採用している『乾太郎』は樹齢50~60年の原木につき1本しか採れない芯持ち材を使い、独自に開発された乾燥技術により一般的なヒノキ材よりも含水率を大幅に低下させることに成功。含水率を約15%以下に抑えることで背割りをなくすことができ、これまで集成材でしか実現できなかった高い安定性を可能にしました。(一般的な木材の含水率は20~25%)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒノキについて

耐久性に優れたヒノキは、建築に適した樹種として世界中で活用されています。

日本でも法隆寺や薬師寺のように1000年以上の歴史をもち、

古来から寺社仏閣に欠かせない木材として愛用されてきました。

最新の分析においても、耐久性や強度、また抗菌性や防虫性など

さまざまな面で他の木材よりも優れていることが分かっています。

人工的な建材は、建てた時が強度のピークですが、ヒノキは建てた

後から強度が増します。また、湿度を快適にコントロールする「調湿効果」や

香りに含まれるストレス解消成分、そして肌に触れるとリラックスできるなど、

ヒノキには人への優しさが溢れています。

次回は耐震のお話をさせていただきます。

お楽しみにニコニコ