本日もアクセスありがとうございます。
5のつく日はMonthlyテーマの日です。
今月は「構造について」です。
前回は弊社の構造へのこだわりをお話しさせていただきました。
今日は耐震のお話です。
1995年阪神淡路大震災、それから21年後2016年熊本大地震。
その間も様々な地震により、被害に遭われた方々がいらっしゃいます。
現在でも、TVに突然表示される地震速報にドキッとする事有りませんか?
弊社のある静岡県も、昔から大地震が来ると言われ続けており、
丈夫な家を提供する為、耐震等級3を標準仕様にする様努めております。
さて、地震に強い家とは
具体的にどの様な部分に気を付ければ
良いのでしょうか。
皆さまも免震・制震・耐震という言葉をよく耳にされるかと思います。
その中でも、比較的低価格で取り入れやすい工法が耐震性を高める事です。
耐震とは、柱や梁等の建物の強度を高めて、揺れに耐える構造にする事です。
耐震性を高める為、壁量計算や金物の適切な設置はとても大切です。
数ある耐震性を高める方法の中でも、注文住宅をメインとしている弊社では、
お客様とのプラン計画の中で※直下率を高くする事に重視しております。
※直下率とは、上下階の耐力壁をつなげて、地震力を上手く上から下に伝える壁の割合を増やしてあげる事です。
その様な家ならば、真四角のシンプルな家しか建てられないのでは?
確かに、真四角な家が地震に強い家の形状といえます
弊社の戸建デザイナーズ賃貸も地震に強い形状です。
静岡県西部に87棟建ち、皆さまの生活を守っています。
しかし、屋根から2階の壁に伝達された地震力を2階の床の(水平剛性を高くして)
水平方向に伝え、また1階の壁を伝って下に流してゆく・・・
そのような力の流れを考えながらプランニングをし、真四角でなくても
直下率を上げていく事がとても大切になってきます。
もし、1階より2階の方が引っ込んでいるプランでしたら、
2階が乗っている部分は上下で1つのブロックとして考え
下階の張りだし部分は別の単体のブロックとして
耐震性を考える必要が有ります。
お客様の理想のお家が、永く心地よく住まわれる家になるよう、
耐震性の高い家造りが大切です。
少し難しい話になってしまいましたが、まだまだ伝えたいことは
山ほど!!次回25日も耐震のお話です。よろしければお付き合いください。