脅威の天井川!!

昨日、NHKで天井川について報道していました。
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報道内容は下記の通りです。

川底が周囲の土地より高く決壊すると大きな被害が出る天井川が、関西には全国のおよそ半数の122あることがNHKの調査でわかりました。

天井川は、住宅地など周囲の土地より高いところを流れている川で、決壊すると水の勢いがあるため破壊力が強く、おととし8月、京都府宇治市にある弥陀次郎川が決壊したときには住宅およそ80棟が全半壊しました。

NHKが天井川がどのくらいあるのか、全国の都道府県などを対象に調査したところ、28の府県で240に上り関西には122あることがわかりました。

内訳は滋賀県が81、京都府が23、大阪府と和歌山県が6、兵庫県が4、奈良県が2です。

また、記録のある70年余りで天井川が決壊または氾濫したケースは、全国で21件あることがわかりました。

天井川はすぐ近くに住宅街があったり、川の真下を鉄道や道路が通っていたりするため、川底を深くする工事や川を切り替える改修工事には時間がかかり、終わっていないのが実情です。

川の防災対策に詳しい京都大学防災研究所の東良慶助教は、「決壊すると破壊力が強いので、危険性を理解して早めの避難が必要だ」と話しています。

天災にあった時の天井川の脅威を感じました。

静岡県にもあるようです。

事前の対策や避難経路などしっかりしたいですね。